導入背景
旧基幹システムは、処理速度が遅く、保守できる要員がいないという課題があったものの、システム刷新には費用も時間もかかることから、二の足を踏んでいた。しかし、ハードウェア、業務アプリケーション、サーバーOSのサポート期限が迫っており、システム切り替えが不可避となった。新システムの候補の選定では、応答速度、処理速度、柔軟な原価計算の対応、リアルタイムでのデータ把握などに加えて、NHSが提供する製造業テンプレートの活用が大きなポイントとなった。
具体的に発生していた問題
- 1システム全体のパフォーマンス低下により処理に時間がかかる
- 2業務アプリケーション、ハードウェア、サーバーの保守期限切れ
- 3事業転換に伴う生産体制の複雑化への対応
システム導入検討時の課題
複数社からの提案を受け、最終的にGRANDITともう1社が残ったが、今後のバージョンアップ対応などERPのメリットを損なわない形で、自社固有のニーズをどのように取り込めるのかが大きな課題となった。
もう1点の懸念は、24時間稼働する工場で深夜にエラーが発生した場合のサポートだ。工場の停止は避けたいため、サポートが必要だった。
解決の考え方
製造業テンプレートを活用すれば、標準化とカスタマイズを両立可能。
事前に保守対応のサポート内容などを擦り合わせし、本番稼働後の運用面で安心感を得られた。
導入した仕組み(テンプレート)

導入効果
- 業務処理の自動化、高速化により残業時間の低減
- バッチ処理から任意のタイミングでの所要量計算(MRP)が可能になり、発注までのタイムラグの解消
- 複数の工場を横断した原価管理が可能に
- 多角的なデータ分析の基盤が整い、データドリブンな経営に
- クラウド型のシステムとなったため、システムの保守費や運用費を削減




