帳票テンプレート
本テンプレートはGRANDIT導入における「帳票開発工数やコストの削減」・「開発者頼りの帳票改修からの脱却」を推進する帳票基盤を提供することを目的として、以下の3つを実現しています。
①GRANDITから出力する帳票の開発時における生産性向上
②運用保守フェーズにおける帳票メンテナンス性の向上
③ERPとしてだけでなく、電子帳票システムとしても有効活用することを目指す、拡張性の向上
システム範囲について
GRANDITから出力した帳票データCSVと帳票デザイナーで開発した定義を元に帳票イメージを生成し、プリンタへの印刷やPDFを出力することができます。
(人事給与、資産管理を除く)全モジュールの全ての帳票が対象となります。
また、標準機能と同じ帳票イメージをPaplesReports(パピレスレポーツ)版でご用意しています。
もちろん、CSV出力したファイルを取り込む形式であれば他の帳票デザイナーにより帳票イメージ作成も可能となります。
情報システム部
帳票内製時
GRANDIT導入ベンダー
帳票開発時
GRANDIT 標準帳票テンプレート 対応条件等
対象モジュール |
基幹Suite版 : 販売Suite版 : 会計Suite版 : 製造モジュール 経費モジュール |
---|---|
対象外モジュール |
人事・給与・資産の各モジュールは現時点では対象外となります。 ※対象とするための開発を進めておりますので、 |
機能の特徴紹介
FEATURE
帳票フォーム作成、修正、出力をGRANDITと分離
・システム導入時のシステムベンダー作業が
低減されるため、導入コストが削減可能です。
・運用開始後のメンテナンスのコストも削減できます。
FEATURE
帳票デザインはリッチなUIを持つ専用ツールで実施
・帳票デザインは別のツールで実施することが
可能になり、システム開発者に頼らず
改修を行える範囲が広がります。
・帳票デザインソリューションと組み合わせ
PaplesReportsデザイナーを導入いただければ、
ノンプログラミングかつグラフィカルな操作画面で、
帳票を思いのままにレイアウトできます。
機能の詳細
帳票ツールの疎結合化を実現
従来のGRANDIT標準帳票はGRANDIT機能のプログラムソースと一体化しているため、軽微なレイアウト変更でもシステムベンダーに改修の依頼を行う必要がありました。
本パッケージではこの問題を解消し、ユーザー側でも帳票の改修が可能な仕組みを実現しています。
リリース時の負荷軽減
従来、GRANDIT帳票の変更版のリリースには、稼働中のGRANDITの一部を一時停止する必要がありました。しかし当テンプレートでは、帳票出力に関わるロジックをGRANDITのソースコードから切り離し、データ出力部分はSQL Serverのストアドプロシージャとして実装。帳票レイアウトはPaplesReportsの帳票定義としてGRANDIT画面のプログラムから独立させたことにより、GRANDITを停止させることなく改修した帳票のリリースが可能となりました。
上記の業種以外にも対応しておりますので、
お気軽にお問い合わせください
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帳票デザインソリューション
PaplesReports(パピレスレポーツ)はGRANDIT(などの上位システム)から出力した業務データCSVとPaplesReportsデザイナーで開発したPaplesReports定義ファイルを元に帳票イメージを作成し、プリンタへの印刷やPDF・Excelファイル形式での出力を実現します。PaplesReportsデザイナーの帳票作成画面はGUIで、ノンプログラミングで作成可能です。
システム範囲について
PaplesReporsデザイナーは、帳票レイアウトの作成からテスト実行によるプレビュー確認までを行うことが可能なデザインツールです。罫線などのオブジェクトのほか、帳票上に表示するデータ項目をドラッグ&ドロップで簡単に配置できます。シンプルな帳票以外にも、画像・バーコード・関数等を利用した帳票レイアウト作成や条件式による細かなページ制御も可能です。詳細はPaplesReportsデザイナー の紹介ページをご参照ください。
ノンプログラミング帳票作成出力ツール
PaplesReports(パピレスレポーツ)の活用
ノンプログラミング
帳票作成出力ツール
画面サンプル
帳票フォームレイアウト作成
ExcelやWordの他、XPS形式のファイルも読み込み可能なため、既存帳票のレイアウト定義をXPS印刷可能であれば、そのまま流用することができます。
帳票データ項目定義
画面下部の「クエリ」(CSVの項目定義)からデータ項目を画面上部の帳票フォームにドラッグ&ドロップすることで帳票デザインにデータ項目をプロットすることができます。
プロットしたデータ項目はダブルクリックすることでプロパティが表示され、Excelのセルのプロパティを編集する感覚で様々な編集が可能です。
テスト用CSVデータを用意することで帳票のプレビュー表示ができますので、効率的にオブジェクトの位置調整等が実施可能です。
こんな悩みや課題はありませんか?
帳票レイアウトをシステムベンダーに頼らず修正することでシステム導入のコスト、運用開始後のメンテナンスのコストを抑えたい。
帳票レイアウトはPaplesReportsデザイナーで修正が可能となります。
帳票デザインの変更をユーザ企業様で実施することによりシステム導入時のシステムベンダー作業の低減、運用開始後のメンテナンスのコスト低減が見込まれます。
帳票レイアウトの変更をタイムリーに行いたい。
修正版帳票レイアウトのリリースは事前に作成した帳票定義ファイルを入れ替えるだけで、ユーザー企業様でのリリースが可能となります。GRANDIT画面の停止も不要となるためリリースにおける運用負荷も下げることができます。
上記の業種以外にも対応しておりますので、
お気軽にお問い合わせください
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導入実績
日鉄日立システムソリューションズのGRANDITソリューション事例をご紹介株式会社フロンテッジ様
従業員数
250名
※導入当時
年商
400億円
※導入当時
プラント・建設エンジニアリングJNC株式会社グループ企業
エンジニアリング部門子会社様
従業員数
100名
※導入当時
年商
90億円
※導入当時
流通業
株式会社学研ステイフル様
従業員数
78名
※導入当時
年商
35.2億円
※導入当時
製造業
株式会社アドバネクス様
従業員数
369名(単体)
年商
97.53億円